ゲームの進め方


最初に何をすれば良いのかわからない。

何をしても良いのです。

しかし、やはり何事にもセオリーがあります。

登録当初には行動力は7回分、資金は金1000があります。
まず、税率変更コマンドで税率を上げましょう。
登録時の税率は40ですが、研究の結果59まで上げても一揆などが起きにくいと言われています。

税率を上げる事で、次回更新時からの収入が増えます。
しかし、税率を上げると、それに反比例して民忠が下がります。
そのままだと民忠が20台前半になり、さすがに一揆の可能性が高まります。

ここで、税率調整という技を使います。
税率を40から59に直接上げるのではなく、まず税率を100にしてから1づつ下げていきます。
税率59になる頃には民忠が30以上になっているはずです。
そこで、資金1000のうちから500程度を施しに使う事で、民忠がだいたい60以上になりますので、ひとまずは安心というわけです。
まれに施しの乱数が悪く、60を切る場合もありますので、その場合は演説を行い60以上にはしておきましょう。

ここまでで残りの行動数は6か5、残りの資金は500です。

その他の行動や資金は何に使えばよいでしょう。
残りの資金を投資に使い国力を上げたり、築城に使い防備を固めたりといったあたりが一般的です。
徴兵するのであれば、税率変更をする前に行えば徴兵で減った民忠も税率調整で補えますので、行動を前後した方が効果的です。

ここまでの行動で、資金は0になりましたが、まだ残りの行動数が5回分あります。
訓練で兵の訓練度を上げて防備を更に高めたり、国家交流で外交と国力アップの二兎を追うのも良いでしょう。
初日に、全ての行動を使い切るのも方法の一つですので、国家交流を5回して、できる限り国力を上げて、次回の徴収金を多く集めるというのも良いと思います。

ただし、敵からの侵攻を受けても治療も出来ないし、隣国で戦争が起こり漁夫の利を得るチャンスがあっても動けません。
ですから、通常は行動を3回分残して次の更新時間を待ちます。

実は、上記の税率調整もせずに、最初から全額を徴兵して隣国へ戦争というのも選択肢の一つです。
その場合、攻め込む先に使われていない金があれば奪えますので奪った金で施しをすることもできます。
いきなりの侵攻は敵意を生みやすいので、外交上はリスクも大きいですが、国力も奪えるし、翌日から徴収金も増えるので、合理的な方法でもあります。

最初に何をすればよいかという事について、コマンド面から説明しましたが、むしろコマンド以外の行動が大事です。
初日から、できれば近隣にでも書簡を送るなり、会見で挨拶をするなりの外交努力を始めるのも良いと思います。


翌日からの更新ではどうするの?

徴収金は、国力を上げていくことで、除々に増えていきます。
つまり、国力を上げる努力をするのが基本的な行動になります。
ですから、資金は投資に使うのが良いでしょう。
行動が余れば、国家交流。

もしも、訓練度に不安があれば訓練をして90台にまで上げておくと良いと思います。
初日に築城していない場合は、周辺の状況に合わせて築城も良いと思います。

しかし、注意しなくてはいけないのが周辺国の兵数です。
イベントや、徴収金を徴兵に使っていたりして兵が増えている国が近隣にあれば、侵攻に備えて自国の兵数も上げていきましょう。
少しでも兵数を多くしておくことで、周辺の中でも攻められにくい国となれば良いのです。

しかし、国力を上げる事も忘れてはいけません。
結局は、国力を上げないと徴兵する資金も得られないからです。

このあたりのバランスの取り方が序盤の面白さかもしれません。


国力や兵が増えてきました。

原則的に中盤以降にセオリーはありません。
ちなみに、中盤とは、兵数が1万を超え、国力も700を超えた頃を目安にすると良いでしょう。
その頃にはそろそろ方針を決めましょう。

序盤から周辺との書簡を通じた外交をしていれば、情報も入っているでしょうから、周辺のまとめ役のような人が居るのかどうかも分かって来る頃です。

もしも自分が天下を狙うのであれば、積極的に周辺国を中心に仲間に誘う書簡を送るべきです。
そうでない場合、誰かに従って共に天下を目指すのか、それとも最後まで独立を貫き通すのか、そういう方針が決まれば、後はそれに向かって準備をしていくだけです。

もちろん、兵が周辺よりも多い状況であれば、戦争で勢力を広げるというのも良いでしょう。
兵の多さを背景に威圧して仕官を迫るのも一つの方法です。

つまり、これからが本番というわけです。
あなたの全知全能を使って、戦国動乱を勝ち抜いていきましょう。


序盤に攻め落とされてやる気が無くなりました。

実はこれが結構多いパターンかもしれません。
僕も何度も経験していますが、確かに序盤で攻め落とされるとショックです。
しかし、戦国動乱というゲームは実は攻め落とされた後にも復活の道を用意されている事が面白さなのです。

戦争で負けると国力が減り、兵も半減します。
翌日からは、徴収金の一部を上納金として取られ、使える資金が減るのも辛いところです。

しかし、外交会見などで、侵攻した敵を非難したり、国力の復興に協力を呼びかけたりすることで、意外に事態が好転する場合があるのです。
上位国(攻め落としてきた国)の兵がイベントや戦争などで減る事もあります。
その時に自国にある程度の国力と兵数があれば、下克上が成功するかもしれません。
下克上はこのゲームの醍醐味の一つです。

負ければ終わりというゲームではありません。
負けた後に、どう立ちなおして復活を果たすかも、楽しみのひとつなのです。


何度も攻め落とされて、もうやめたい。

道と呼ばれる国があります。
何度も攻撃されて、国力兵力ともに立ち直るきっかけすら得られない国ですが、それでも諦めるなと言うのか?

そうです、勿論諦めてはいけません。

序盤で得た外交による成果は、終盤にかけて陣営に属する事に繋がり、自分の国に兵を与えてもらえる結果になる事があります。
あきらめずに、書簡などを通じて外交に可能性を賭けるのも一つの方法です。
特に道となる国というのは、重要な地点を占めているから攻められるわけです。
進軍路となっている地に兵を多く与えてもらえば、敵からの侵攻を防ぐ前線基地となるのです。
ですから、そういう意図を伝えて兵を分け与えてもらえる立場になる事で、道の国から主役にすらなれる可能性があるのです。

最後まで、けっして諦めない姿勢を全国にアピールすれば、必ず手を差し伸べてくれる国が現れるはずです。
自らを売り込む事は、戦国武将として恥ではありません。


軍議に誘われたのですが。

陣営がまとまりだし、連携した戦争が行われる頃には陣営ごとに軍議場が用意されるのが一般的です。
軍議場は、戦国動乱というゲームに用意されていません。
ですから、チャットを使って行います。

IRCクライアントを使うのが一般的です。
フリーウエアとして、「LimeChat」「CHOCOA」などがあります。
検索すればすぐに見つかると思いますので、ダウンロードして使えるように練習しておきましょう。
使い方を紹介しているサイトもたくさんありますので、参考にすると良いと思います。

使えるようになれば、是非参加してみましょう。
軍議に参加すれば、色々な事を質問してみると良いと思います。
初心者だからと馬鹿にするような人は居ないはずです。
むしろ、俺色に染めてやるというような人が、あなたを取り合うかもしれません。(笑)
いずれにしても、この軍議に参加しての連携戦を経験せずに戦国動乱を語るなかれと言うほどに、このゲームの真髄を味わえます。


上手くなりたい。

何事もそうですが、手っ取り早く上手くなる方法なんてありません。
しかし、できるならば近道を知っておきたいのが人情です。

一番大事な事は、公式マニュアルをよく読みルールやシステムを理解することです。
それだけでも、確実に1段階レベルが上がります。

システムのうちで、やや難解なのが隣接の考え方と主従関係の読み方です。
どちらも動乱楽の項に説明していますので、参考にしてみてください。

また、リンクページから辿れるファンサイトは勿論、それ以外にも戦国動乱関連のサイトはたくさんありますので、色々と調べて上達に生かしましょう。

そして、なによりもまずは軍議に参加して、実戦の数をこなす事が一番です。
できれば軍議で暇な時にでも、経験豊富そうなプレイヤーを見つけて質問攻めにするのも良いでしょう。
初心者だと馬鹿にされるのではなどと恥ずかしがっていては損です。
むしろ、初心者は人気者になる可能性が高いと思っておいて間違いありません。

そして、ある程度自信がつけば、是非軍師か盟主を経験しましょう。
勝ち負けは時の運と割り切って、失敗を恐れずにどんどん経験した者が上手くなっていくのです。


ゲームが終わりました。

参加していた刻のトップページの群雄割拠之図-情勢図-の色が一色になり、「ついに天下が統一されました!」の表示が出ればゲーム終了です。

まずは、外交会見で勝者を称えましょう。
巻(ゲーム)の中で、対立していた相手であっても、負けて悔しくても、ゲームが終われば皆が同じゲームを楽しんだ仲間です。

ゲーム終了と同時にトップページの上の方には、"エンディング"というボタンが表示されるようになります。
開いて見ると、その巻で各国が行った行動の集計が一覧表として見れるようになっています。
誰が一番戦争に強かったのか。バッドイベントの多かったのは誰だったのか。グッドイベントは?。
自分はどんな行動が多かったのだろう。
と色々な、情報が詰まっています。

そして、ゲーム終了から間もなくすると、外交会見に打上げ会場なるものが書き込まれるはずです。
これは、参加者がゲーム終了を祝して打ち上げと称したチャットをするという意味です。 参加の仕方は軍議と同じIRCで行うのが通例です。
是非とも参加してみましょう。

そこでは、敵も味方も初心者もベテランも和気あいあいとチャットしているはずです。
その巻の思い出を語り、それまで秘密とされていたような陣営内の極秘事項も明かされるでしょう。
余裕を持っているように見えた敵陣営が、実は一杯一杯の状況だったとか、実は最後に裏切るつもりが間に合わなかったとか、それはもう話が尽きる事はありません。

そして、頃合を見てお互いにプレイヤーを明かしていくのです。
ベテランプレイヤー同士であれば、互いを懐かしむ事もあるでしょうし、常連さん達は、互いのキャラクターの出来を互いに批評して楽しんでいるでしょう。
初心者にとっては少し居心地が悪いような気がするかもしれませんが、ベテランや常連さん達は、そんなあなたの発言を待っているのです。
打ち上げにやってくるような人は、新たな仲間を拒む人は居ないでしょう。
きっと、次の巻の打ち上げでは、覚えていてくれるはずです。
もしも、ハンドルネームが決まっていないならば、その場で皆が考えてくれて決まる事もよくあります。

盛り上がった巻の打ち上げには、20人近い人が集まり、朝方まで話していることも珍しくありません。 体を壊さない程度に、楽しみましょう。

打ち上げ終了後には、色々な人の思い出が詰まった外交会見の書き込みを見て、余韻に浸るのも楽しいものです。

そうして、2回目の日曜日には再び戦国動乱が始まります。



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